プロフィール
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岡村 久道 / Hisamichi Okamura
弁護士。博士(情報学)。
内閣官房、内閣府、総務省、経済産業省、厚生労働省、文部科学省、消費者庁などの委員を歴任。平成28年11月から京都大学大学院医学研究科講師に就任。令和4年6月国立情報学研究所客員教授に再任。
専門分野は情報法、知的財産権法など。
主著は、
・「個人情報保護法(第4版)」(商事法務、2022年)
・「著作権法(第5版)」(民事法研究会、2021年)
・「対談で読み解く サイバーセキュリティと法律」(編著、商事法務、2019年)
・「情報セキュリティの法律(改訂版)」(商事法務、2011年)
など多数。
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花田 智洋 / Tomohiro Hanada
国立研究開発法人情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所 ナショナルサイバートレーニングセンター サイバートレーニング研究室 室長
前職はITベンダーに勤務し、銀行基幹系システムの開発・運用にプロジェクトマネージャーとして携わる。本業以外の活動として、九州で情報セキュリティコミュニティを立ち上げ、イベントや勉強会等を多数主催。現在はナショナルサイバートレーニングセンターのCYDER, SecHack365, RPCI, CYDERANGE開発等の事業に携わる。SECCON副実行委員長、PMP, CISSP。
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砂原 秀樹 / Hideki Sunahara
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授/KGRI サイバーセキュリティ研究センター長
1960年兵庫県生まれ。88年慶應義塾大学理工学部博士課程修了。電気通信大学情報工学科助手、94年奈良先端科学技術大学院大学情報科学センター助教授を経て、2001年から教授。2005年情報科学研究科教授。2008年4月より現職。
村井純(慶應義塾大学教授)らとともに、1984年からJUNET、1988年からWIDEプロジェクトを通じて、日本におけるインターネットの構築とその研究に従事。現在は、東京大学柴崎亮介教授らとともに、パーソナル情報を預かり個人の意思でそれらを活用する”情報銀行”の実現に向けて研究を進めている。他に、サイバーセキュリティについて技術・社会・人の観点で研究を推進。2008年より大学間連携セキュリティ人財育成事業を先導。
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渡邊 和彦 / Kazuhiko Watanabe
警察庁サイバー警察局サイバー企画課課長補佐。
大学卒業後、京都府警察官拝命。交番等勤務を経た後、サイバー犯罪対策課においてサイバー犯罪捜査に従事。その後、ネットセキュリティ・サポートセンター副所長、サイバーセキュリティ戦略推進室長等の役職を経験。令和4年3月から警察庁に出向し、現職。
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松原 実穂子 / Mihoko Matsubara
NTT チーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト
早稲田大学卒業後、防衛省にて勤務。フルブライト奨学金を得てジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院で修士号取得。パシフィック・フォーラムCSIS、日立システムズ、インテル、パロアルトネットワークスのアジア太平洋地域拠点における公共担当の最高セキュリティ責任者兼副社長を経て、現在はNTTのチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジストとしてサイバーセキュリティに関する情報発信と提言に努める。著書に『サイバーセキュリティ 組織を脅威から守る戦略・人材・インテリジェンス』(新潮社、大川出版賞受賞)。「フォーサイト」に不定期連載中。産経新聞「正論」執筆メンバー。第23回正論新風賞受賞。日経電子版「Think!」メンバー。
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井上 博之 / Hiroyuki Inoue
大阪大学工学部電子工学科卒業、同大学院工学研究科電子工学専攻修了。奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程 博士(工学)。住友電気工業、インターネット総合研究所などで通信機器の研究開発やコンサルティングに従事。広島市立大学大学院情報科学研究科の准教授を経て、現在は京都産業大学情報理工学部の教授として、組込みシステムの情報セキュリティ、特に広域ネットワークにつながる家電や自動車のセキュリティにおける、その脆弱性やセキュアな通信プロトコルに関する研究開発を行っている。他に、SECCON実行委員、SecHack365 トレーナー、セキュリティ・キャンプ全国大会講師など。主著に『カーハッカーズ・ハンドブック ―車載システムの仕組み・分析・セキュリティ』(監修・一部翻訳、オライリー)等がある。
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河合 直樹 / Naoki Kawai
総務省 サイバーセキュリティ統括官室 参事官補佐
平成23年総務省入省。技術政策課、情報セキュリティ対策室、電気通信技術シ
ステム課、外務省出向、料金サービス課を経て、令和4年8月より現職。
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新井 悠 / Yu Arai
2000年に情報セキュリティ業界に飛び込み、株式会社ラックにてSOC事業の立ち上げやアメリカ事務所勤務等を経験。その後情報セキュリティの研究者としてWindowsやInternet Explorerといった著名なソフトウェアに数々の脆弱性を発見する。
ネットワークワームの跳梁跋扈という時代の変化から研究対象をマルウェアへ照準を移行させ、著作や研究成果を発表した。2013年8月からトレンドマイクロ株式会社で標的型マルウェアへの対応などを担当。
2019年10月、NTTデータのExecutive Security Analystに就任。近年は数理モデルや機械学習を使用したセキュリティ対策の研究を行っている。
2017年より大阪大学非常勤講師。著書・監修・翻訳書に『サイバーセキュリティプログラミング』や『アナライジング・マルウェア』がある。CISSP。
パネルディスカッション
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楠 正憲 / Masanori Kusunoki
デジタル庁 統括官
日本マイクロソフト株式会社技術標準部長、ヤフー株式会社決済金融カンパニー情報セキュリティID戦略室長、Japan Digital Design株式会社 CTOを経て2021年9月 デジタル庁の発足に合わせて統括官に就任。デジタル社会共通機能グループ長としてマイナンバー制度、データ戦略、クラウド、ネットワーク、自治体標準化などを担当。2011年から番号制度推進管理補佐官、2012年から政府CIO補佐官としてマイナンバー制度を支える情報システム、最近ではワクチン接種記録システム等の開発に従事。
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砂原 秀樹 / Hideki Sunahara
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授/KGRI サイバーセキュリティ研究センター長
1960年兵庫県生まれ。88年慶應義塾大学理工学部博士課程修了。電気通信大学情報工学科助手、94年奈良先端科学技術大学院大学情報科学センター助教授を経て、2001年から教授。2005年情報科学研究科教授。2008年4月より現職。
村井純(慶應義塾大学教授)らとともに、1984年からJUNET、1988年からWIDEプロジェクトを通じて、日本におけるインターネットの構築とその研究に従事。現在は、東京大学柴崎亮介教授らとともに、パーソナル情報を預かり個人の意思でそれらを活用する”情報銀行”の実現に向けて研究を進めている。他に、サイバーセキュリティについて技術・社会・人の観点で研究を推進。2008年より大学間連携セキュリティ人財育成事業を先導。
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新井 悠 / Yu Arai
2000年に情報セキュリティ業界に飛び込み、株式会社ラックにてSOC事業の立ち上げやアメリカ事務所勤務等を経験。その後情報セキュリティの研究者としてWindowsやInternet Explorerといった著名なソフトウェアに数々の脆弱性を発見する。
ネットワークワームの跳梁跋扈という時代の変化から研究対象をマルウェアへ照準を移行させ、著作や研究成果を発表した。2013年8月からトレンドマイクロ株式会社で標的型マルウェアへの対応などを担当。
2019年10月、NTTデータのExecutive Security Analystに就任。近年は数理モデルや機械学習を使用したセキュリティ対策の研究を行っている。
2017年より大阪大学非常勤講師。著書・監修・翻訳書に『サイバーセキュリティプログラミング』や『アナライジング・マルウェア』がある。CISSP。
BOF 座長
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山田 夕子 / Yuko Yamada
社会医療法人愛仁会勤務
2017年に公認情報セキュリティ監査人補の資格を取得し、JASA(日本セキュリティ監査協会)で開催されたサイバーセキュリティ机上演習に参加したのをきっかけに、BCPとセキュリティの関係性に関心を持つ。2020年、2021年と九州大学SECKUNで技術経営戦略、クライシスマネジメント、セキュリティ関連法等を学びながら、SECKUNの科目である「インシデント対応机上演習」の指導にもあたる(継続中)。現在は、医療機関等での演習指導や外部セミナー等でも活動中。多分CYDER-Cを受講した唯一の医療従事者。
中世・ルネサンスの楽器を用いたパフォーマーでもあり、CD録音歴、シェイクスピア劇での演奏経験や、中世西洋学会での発表経験も。右投・左射
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山下 みさと / Misato Yamashita
外資系 SIer にて金融系業務システムの上流工程の SE として勤務
( 業務系、基盤系 両方を経験 )
・レガシーシステムからオープン系システムへのリプレイスプロジェクト
にて、要件定義、外部設計業務を担当
・生体認証を使用したセキュリティ基盤のプロトタイプ開発、設計業務を担当
・コールセンターのネットワーク設計業務を担当
2003 年 自治体職員に転職 ( 愛媛県西予市 )
・市長政策秘書
・情報システム部門
情報システム、ネットワーク機器運用、情報セキュリティ対策、
オフィス改革、基幹系システムリプレイスを経験
・政策部門
・契約法務部門
〇技術論文執筆、雑誌寄稿、オフィス改革に係る講演経験多数あり
〇情報セキュリティアドミニストレータ
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金井 孝三 / Kozo Kanai
Sky株式会社の情報システム部においてシステム構築や運用を管理してきた経験を生かして、クライアント運用管理ソフトウェアSKYSEA Client View、名刺管理サービスSKYPCE、およびシンクライアントシステムSKYDIV Desktop Clientをはじめとする自社製品の企画に従事。現在はICTソリューション事業全体をリードする役割を担っている。
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前田 誉彦 / Norihiko Maeda
エムオーテックス株式会社 クラウドセキュリティ部門のエキスパート、情報処理安全確保支援士
主にIT系企業でセキュリティ・インフラエンジニアとして従事。
データセンターインフラの設計・運用部門のプロジェクトマネージャーやITサービスマネージャとして、数々のプロジェクトを成功に導く。
2016年よりセキュリティ事業部門に異動、クラウドセキュリティ関連業務に携わり、クラウドセキュリティ診断サービスを立ち上げた後は急速にサービスを拡大、事業の中核として従事。
2022年4月 セキュリティ事業の事業統合に伴い親会社よりエムオーテックス株式会社へ。
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西井 晃 / Akira Nishii
エムオーテックス株式会社 IRコンサルティング部門のエキスパート、情報処理安全確保支援士 第 022805 号
2006年からセキュリティ業界に身を置き、SOCやSIRT関連のセキュリティサービスを提供。
セキュリティアナリストとしてセキュリティインシデントの早期発見や事後調査におけるアラートやログ調査を実施。
大手組織向けにおいては、プライベートSOCの立ち上げや、インシデント対応を遂行する体制構築の案件を遂行。
近年は、インシデントレスポンスにおけるフォレンジック調査業務に従事。
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東 結香 / Yuka Higashi
トレンドマイクロ株式会社
アプライドサイバーセキュリティラボ部
スレットリサーチチーム
シニアスレットリサーチャー
大学院在学より情報セキュリティ分野に関心があり、「社会的ITリスク軽減のための情報セキュリティ技術者・管理者育成(IT-Keys)」を受講。
その後、国内セキュリティ企業を経て2013年よりトレンドマイクロ株式会社にて、顧客向け脅威分析サービス、調査研究、脅威分析などに従事。
現在は機械学習やデータサイエンスのセキュリティ分野への活用についての研究開発及び、発見した脅威の分析・解析を行っている。
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中西 克彦 / Katsuhiko Nakanishi
株式会社FFRIセキュリティ
yaraiサービス本部 セキュリティサービス部長
1999年大手SIベンダーに入社し、Webシステム開発などを担当。その後、WAFの開発 / サポート、セキュリティ診断を皮切りに、インシデントレスポンス、サイバー演習などセキュリティ業務に携わる。2015年から2021年9月まで東京2020組織委員会に出向し、CSIRT、脅威情報の分析、政府等関連組織との連携などを担当した。2022年4月より現職。 CYDER推進委員、Hardening Project実行委員、Asia-Pacific ISLA 2017、サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞、CISSP。