プロフィール
岡村 久道 / Hisamichi Okamura
弁護士。情報学博士。国立情報学研究所客員教授、京都大学医学研究科講師のほか、内閣サイバーセキュリティセンター、経済産業省・総務省・文部科学省等の中央省庁、京都府庁等の自治体におけるデジタル関係の会議の委員、JPCER/CC理事、フィッシング対策協議会会長を歴任。『個人情報保護法』『情報セキュリティの法律』(商事法務)、『著作権法』(民事法研究会)など著書・論文は多数。
猪俣 敦夫 / Atsuo Inomata
Ph.D, CISSP
大阪大学 教授, CISO
2008年奈良先端科学技術大学院大学准教授、2016年東京電機大学教授、2019年より現職、大阪大学サイバーメディアセンター副センター長、情報セキュリティ対策室室長。博士(情報科学)、情報処理安全確保支援士、CISSP。立命館大学客員教授、一般社団法人公衆無線LAN認証管理機構代表理事、一般社団法人JPCERT/CC理事、一般社団法人ライフデータイニシアティブ理事、一般社団法人大学ICT推進協議会理事、大阪府警察・奈良県警察サイバーセキュリティアドバイザ、等。若手人材育成に従事する一方、企業・組織・政府省庁におけるインシデント対応・セキュリティ支援などを行う。レトロ・レガシーに命を与えるプロ技術家として活動。
海野 由紀 / Yuki Unno
富士通株式会社 富士通研究所 AIトラスト研究センター
リサーチディレクター
Global Fujitsu Distinguished Engineer(https://www.fujitsu.com/jp/about/global-fde/yuki-unno/)
2012年にサイバーセキュリティ研究を立上げて以降、攻撃者の手口を解析してサイバー攻撃への対策技術を開発し、社会やお客様の攻撃被害の最小化に取り組む。近年は人々が安全にAIを利用できる社会の実現を目指して、AIシステムを守る技術の研究開発に従事。その他、国際セキュリティカンファレンスBSides Tokyoのオーガナイザーを勤める。
櫻澤 健一 / Kenichi Sakurazawa
一般財団法人 日本サイバー犯罪対策センター(JC3) 業務執行理事
1988 年に警察庁入庁。富山県警察本部長、内閣情報調査室審議官、警察庁総括審議官等を経て、2022 年 8 月警備局長で退官。テロやサイバー攻撃等に対する情報収集分析や対策、災害対策、大規模警備等を担当する警備部門を中心に、刑事、生活安全、交通等の分野や組織管理部門のキャリアを積んだ。特に、アメリカ同時多発テロ事件以降は、インドネシアでの大使館勤務や我が国の国際テロ対策・インテリジェンスの中核ポストを務めた。本年 1 月から現職。同センターは米国 NCFTA 等との国際連携も図りながら、サイバー対策分野における民官学連携を進めている。
松本 純 / Jun Matsumoto
サイボウズ株式会社 セキュリティ室 / Cy-SIRT
日本シーサート協議会(NCA) 地区活動委員会 副委員長
セキュリティ・キャンプ協議会 理事(副会長)
OWASP Kansai Chapter Leader
旭川高専 制御情報工学科卒業。
1994年4月 株式会社カプコン に入社、ゲームプログラム開発、社内システムやオンラインサービスの構築・運用を経て、ゲームの不正対策やインシデント対応などのセキュリティに関する業務に従事してきた。
2022年4月 サイボウズ株式会社 セキュリティ室/Cy-SIRT に移り、クラウドサービスのセキュリティ監査対応や、情報セキュリティ対策の情報交換を行う日本シーサート協議会(NCA)の地区活動委員として、各地で開催するワークショップの企画・運営にも取り組んでいる。
CISSP、情報処理安全確保支援士。
鳥越 真理子/ Mariko Torigoe
デジタルトラストラボ
セキュリティコンサルタント兼リサーチャー
1999年航空自衛隊に入庁。2007年より優成監査法人にてシステム監査・保証業務に従事。2012年に野村総合研究所に入社、NRIセキュアテクノロジーズへ出向、サイバーセキュリティに関わる第三者評価やコンサルティング業務に従事。2024年金融ISACでの勤務を経て、社会起業活動に着手。
専門は、システム監査・保証(SOC1/SOC2)、ITガバナンス、情報セキュリティマネジメント、内部統制、サイバーセキュリティ対策実装、インシデント対応とデジタルフォレンジック。
著書に『ゼロトラストネットワーク[実践]入門』(技術評論社・共著)、『経営者のための情報セキュリティQ&A45』(日本経済新聞出版・共著)がある。
CISA、CISM、CGEIT、システム監査技術者、Certified SIM3 Auditor
堀島 佑月 / Yuzuki Horishima
総務省自治行政局
住民制度課デジタル基盤推進室 課長補佐
【略歴】
平成27年度総務省入省。千葉県庁、行政情報システム企画課、
地域通信振興課、内閣人事局などを経て、令和5年7月より現職。
長谷川 弘幸 / Hiroyuki Hasegawa
中部電力株式会社 DX推進室 エキスパートセキュリティセンター 所長、CISO補佐
兼 中部電力パワーグリッド株式会社 システム部 総括グループ 部長
・中部電力に入社し、電力会社のセキュリティ施策を推進。現在は中部電力および中部電力パワーグリッドにて主にインシデントレスポンスや制御系システムのセキュリティ業務に従事し、組織構築や技術施策、CSIRT運営等を実施。
・IPA ICSCoE 中核人材育成プログラム2期修了後、修了者コミュニティ「叶会」会長を務め、コミュニティの活性化を推進。
・日本シーサート協議会中部地区活動委員や中部サイバーセキュリティコミュニティ(CCSC)の運営を通じて中部地域のサイバーセキュリティ活性化に取り組む。
・名古屋工業大学ものづくりDX研究所客員助教として地域のサプライチェーンに関して研究。
・サイバーセキュリティに高いモチベーションがあり、人とお酒を飲むことを楽しみに様々な活動に従事。
・CISSP、CEH、情報処理安全確保支援士
パネルディスカッション
猪俣 敦夫 / Atsuo Inomata
Ph.D, CISSP
大阪大学 教授, CISO
2008年奈良先端科学技術大学院大学准教授、2016年東京電機大学教授、2019年より現職、大阪大学サイバーメディアセンター副センター長、情報セキュリティ対策室室長。博士(情報科学)、情報処理安全確保支援士、CISSP。立命館大学客員教授、一般社団法人公衆無線LAN認証管理機構代表理事、一般社団法人JPCERT/CC理事、一般社団法人ライフデータイニシアティブ理事、一般社団法人大学ICT推進協議会理事、大阪府警察・奈良県警察サイバーセキュリティアドバイザ、等。若手人材育成に従事する一方、企業・組織・政府省庁におけるインシデント対応・セキュリティ支援などを行う。レトロ・レガシーに命を与えるプロ技術家として活動。
松本 純 / Jun Matsumoto
サイボウズ株式会社 セキュリティ室 / Cy-SIRT
日本シーサート協議会(NCA) 地区活動委員会 副委員長
セキュリティ・キャンプ協議会 理事(副会長)
OWASP Kansai Chapter Leader
旭川高専 制御情報工学科卒業。
1994年4月 株式会社カプコン に入社、ゲームプログラム開発、社内システムやオンラインサービスの構築・運用を経て、ゲームの不正対策やインシデント対応などのセキュリティに関する業務に従事してきた。
2022年4月 サイボウズ株式会社 セキュリティ室/Cy-SIRT に移り、クラウドサービスのセキュリティ監査対応や、情報セキュリティ対策の情報交換を行う日本シーサート協議会(NCA)の地区活動委員として、各地で開催するワークショップの企画・運営にも取り組んでいる。
CISSP、情報処理安全確保支援士。
長谷川 弘幸 / Hiroyuki Hasegawa
中部電力株式会社 DX推進室 エキスパートセキュリティセンター 所長、CISO補佐
兼 中部電力パワーグリッド株式会社 システム部 総括グループ 部長
・中部電力に入社し、電力会社のセキュリティ施策を推進。現在は中部電力および中部電力パワーグリッドにて主にインシデントレスポンスや制御系システムのセキュリティ業務に従事し、組織構築や技術施策、CSIRT運営等を実施。
・IPA ICSCoE 中核人材育成プログラム2期修了後、修了者コミュニティ「叶会」会長を務め、コミュニティの活性化を推進。
・日本シーサート協議会中部地区活動委員や中部サイバーセキュリティコミュニティ(CCSC)の運営を通じて中部地域のサイバーセキュリティ活性化に取り組む。
・名古屋工業大学ものづくりDX研究所客員助教として地域のサプライチェーンに関して研究。
・サイバーセキュリティに高いモチベーションがあり、人とお酒を飲むことを楽しみに様々な活動に従事。
・CISSP、CEH、情報処理安全確保支援士
BOF 座長
赤荻 真由美 / Mayumi Akaogi
みずほリサーチ&テクノロジーズ(株)サイバーセキュリティ統括部 部長
・1994年早稲田大学法学部卒業、同年現みずほリサーチ&テクノロジーズ入社。
・みずほ銀行の法人向けEBシステム、個人向けインターネットなどのバンキングシステムの開発を担当。
・2015年にみずほフィナンシャルグループのサイバーセキュリティ専担部を兼務、2018年から現職。
<BOFへの想い>
インターネットバンキング担当時代は、不正送金犯罪の対応で「いたちごっこ」のような日々を送っておりました。お客さまに安心・安全にご利用いただけるサービスの提供には、ユーザ企業やSIerなどの同業者だけでなく、セキュリティソリューションベンダーのみなさまやコンサルティングファームのみなさま、そして捜査機関や啓蒙機関のみなさまとの協業が欠かせません。
夏の白浜で熱い議論をさせてください!!
小原 彩 / Aya Ohara
LINEヤフー株式会社 LY Corporation CSIRT
日本シーサート協議会地区活動委員 副委員長
2017年 日本シーサート協議会に加盟
地区活動委員として、全国各地でのワークショップや「お悩み相談室」の企画・運営を行い、顔の見える場の促進に取り組む。
TRANSITS Workshopやトレーニング「CSIRTの始め方」で講師を担当。
2022年5月より現職。
中内 啓文 / Hirofumi Nakauchi
和歌山県総務部企画行政局情報基盤課 課長
平成05年04月に和歌山県に採用され、情報システム課に配属、以降和歌山県立医科大学、情報政策課、危機管理局、企画総務課、データ利活用推進センター長、危機管理局防災企画課長を経て現職
主な業務は、庁内の通信系システム(ネットワーク、シンクライアントシステム)、医科大学移転(医科大学オーダリングシステム)、防災情報システム、津波予測システムの構築や最適化等を手がけ、総務省統計局の誘致とデータ利活用の推進に携わり、現在、情報基盤インフラの管理運営を統括し、県の情報セキュリティ対策を統括するもの(統括情報セキュリティ責任者)として実務を担当。
【BOFへの思い】
白浜シンポジウムの歴史は古く、今回28回目を向かえるにあたり、情報セキュリティについて、1999(平成11)年に起こった宇治市住民基本台帳データ大量漏洩が思い起こされます。この議題をいち早く取り上げ、ポリシーの策定として議論したのも、この白浜シンポジウムであります。
近年、当時とは比べ物にならないほどICT技術が発展し、自治体においてもガバメントクラウドはじめ様々な業務で活用せざるを得ない状況下にあるなか、このBOFにて各自治体の日頃話せない思いや本音を語り合えればと思っております。
垣内 由梨香 / Yurika Kakiuchi
CISSP, CEH
Risk Manager, Customer Protection, Microsoft Corporation
教育部会 教育実証WG リーダー、日本ネットワークセキュリティ協会 (JNSA)
マイクロソフト株式会社に入社以来、Active Directory, Network, 証明書および暗号を専門としたWindows エンジニアを経て現職。マイクロソフトPSIRT/CSIRT、脆弱性報告窓口の運営、インシデント対応に従事。CRYPTREC委員、情報システム等の脆弱性情報の取扱いに関する研究会 委員、Software ISAC、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA),(ISC)2 Japan Chapter などセキュリティ団体でも活動。
竹中 稔 / Minoru Takenaka
現職:富士フィルムシステムサービス株式会社経営統括本部デジタル戦略推進部
グロービス経営大学院パートナーファカルティ(講師)
経歴:’92年富士フィルムシステムサービス株式会社入社
戸籍関連システム開発・社内DXに従事
戸籍ナレッジの集積された戸籍サポートセンターを設立し高レベルの全国サポート体制を構築
社内DX推進、セキュリティリスク統括、民間事業開発責任者を歴任
現在は全社M&A・新規事業開発を統括、特に防災DX事業責任者として同事業を推進する