プロフィール

岡村 久道 / Hisamichi Okamura

弁護士。博士(情報学)。
内閣官房、内閣府、総務省、経済産業省、厚生労働省、文部科学省、消費者庁などの委員を歴任。平成28年3月まで国立情報学研究所客員教授を歴任。平成28年11月から京都大学大学院医学研究科講師に就任。
専門分野は情報法、知的財産権法など。
主著は、
・「対談で読み解く サイバーセキュリティと法律」(編著、商事法務、2019年)
・「著作権法(第5版)」(民事法研究会、2020年)
・「個人情報保護法(第3版)」(商事法務、2017年)
・「情報セキュリティの法律(改訂版)」(商事法務、2011年)
など多数。


中谷 昇 / Noboru Nakatani

初代 インターポールIGCI 総局長
Zホールディングス株式会社
常務執行役員、Group Chief Trust & Safety Officer

1993年に警察庁入庁。警察庁情報技術犯罪対策課課長補佐を経て、インターポールで経済ハイテク犯罪対策課長、ITシステム局長兼CISOを歴任後、2012年にINTERPOL Global Complex for Innovationの初代総局長に就任。
在職中はIGCIの創設の指揮を執るとともに、IGCIをサイバー犯罪のみならずテロや環境犯罪等国際的な警察協力が不可欠な組織犯罪対策の拠点に発展させた。
2019年3月に警察庁を退官し、同年4月よりヤフーの執行役員、2020年3月よりトレンドマイクロ株式会社顧問、10月よりZホールディングス常務執行役員、Group Chief Trust & Safety Officerを務めている。


松本 隆 / Takashi Matsumoto

株式会社ディー・エヌ・エー
システム本部 セキュリティ部
公認不正検査士(CFE)

セキュリティベンダーのフォレンジックエバンジェリスト、大手SIerセキュリティエバンジェリストを経て、2018年より株式会社ディー・エヌ・エーでグループのインシデントレスポンスやリスク対応に従事。また、
副業として某官庁でサイバーアナリスト(非常勤)として活動。サイバー犯罪、とりわけダークウェブと暗号資産を取り巻くビジネスに造詣が深い。特定非営利活動法人デジタル・フォレンジック研究会理事。


阿久津 正好 / Masayoshi Akutsu

警察庁サイバー警察局サイバー捜査課長

96年警察庁入庁。08年在ドイツ日本大使館一等書記官、11年警察庁企画分析課理事官、14年警察庁総務課企画官、16年内閣官房内閣総務官室参事官、17年警察庁刑事指導室長、19年内閣官房五輪・パラ事務局参事官、20年警察庁長官官房参事官(国際・サイバーセキュリティ対策調整担当)、21年警察庁情報技術犯罪対策課長などを経て、22年4月から現職。


須藤 龍也 / Tatsuya Sudou

朝日新聞社編集委員

主にサイバーセキュリティの分野を担当する専門記者。1994年に朝日新聞社に技術職で入社。新聞制作、選挙システムの開発や運用に従事した後、99年に記者職に転向。東京本社社会部、特別報道部などを経て2016年から現職。最近ではLINEの情報が中国や韓国からアクセスできる状態にあった問題を特報し、2021年度の日本新聞協会賞を受賞。このほか三菱電機へのサイバー攻撃(2020年)、神奈川県庁のハードディスクが横流しされ転売された事件(2019年)などを特報した。
<これまで書いてきた記事>
中国の影、たどり着いた雑居ビル 三菱電機サイバー攻撃https://digital.asahi.com/articles/ASP3W62T8P3VULZU01W.html
LINE、中国に情報漏れうる実態 識者「重大事案だ」https://digital.asahi.com/articles/ASP3J7JF5P3HUHBI02G.html
TikTokは個人情報を抜き取るのか アプリを解析https://digital.asahi.com/articles/ASP1B6H8GNDXUTIL04G.html
「犯罪集団」が乗っ取った病院の惨状 特命医療チームが立ち向かったhttps://digital.asahi.com/articles/ASPCY6QS0PCXULZU00D.html


西本 逸郎 / Itsurou Nishimoto

株式会社ラック 代表取締役社長

略  歴: 昭和33年 福岡県北九州市生まれ
      昭和59年3月 熊本大学工学部土木工学科中退
      昭和59年4月 情報技術開発株式会社入社
      昭和61年10月 株式会社ラック入社

プログラマとして数多くの情報通信技術システムの開発や企画を担当。2000年より、情報通信技術の社会化を支えるため、サイバーセキュリティ分野にて新たな脅威への研究や対策に邁進。わかりやすさをモットーに、サイバーセキュリティ対策の観点で、官庁や公益法人、企業、大学、各種イベントやセミナーなどでの講演や新聞・雑誌などへの寄稿、テレビやラジオなどでコメントなど多数実施。

対外活動:
・株式会社ブロードバンドタワー 社外取締役
・ 特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA) 理事
・ 一般社団 日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC) 理事、事務局長
・ 一般社団 セキュリティ・キャンプ協議会 理事 事務局長
・ 一般財団 日本サイバー犯罪対策センター(JC3) 理事
・ 一般財団 サイバーセキュリティ人材キャリア支援協会(JTAG) 代表理事
・ 一般財団 草の根サイバーセキュリティ対策全国連絡会(Grafsec) 顧問
・ データベースセキュリティコンソーシアム(DBSC) 理事、事務局長

実績:
・2009年度情報化月間 総務省 情報通信国際戦略局長表彰
・2013年情報セキュリティ文化賞


執筆:
・「国・企業・メディアが決して語らないサイバー戦争の真実」(KADOKAWA出版)
・「いますぐはじめるサイバー護身術なりすまし、不正アクセス…どう防ぐ?」(日経e新書)


辻 伸弘 / Nobuhiro Tsuji

SBテクノロジー株式会社 プリンシパルセキュリティリサーチャー

コンピュータの専門学校に通いながら、サイバーセキュリティを手探りで学び、侵入テストの仕事に就きたくて上京。現在は、侵入テストだけでなく、事件・事故を調査するセキュリティリサーチの仕事にも携わっている。侵入テストで培った攻撃者視点や分析力と、リサーチで得た情報・知識を基に、執筆や講演、映画監修などのエバンジェリストとしても幅広く活動する。


楠 正憲 / Masanori Kusunoki

デジタル庁 統括官

日本マイクロソフト株式会社技術標準部長、ヤフー株式会社決済金融カンパニー情報セキュリティID戦略室長、Japan Digital Design株式会社 CTOを経て2021年9月 デジタル庁の発足に合わせて統括官に就任。デジタル社会共通機能グループ長としてマイナンバー制度、データ戦略、クラウド、ネットワーク、自治体標準化などを担当。2011年から番号制度推進管理補佐官、2012年から政府CIO補佐官としてマイナンバー制度を支える情報システム、最近ではワクチン接種記録システム等の開発に従事。

BOF 座長

河野 省二 / Shoji Kawano

日本マイクロソフト株式会社
技術統括室 チーフセキュリティオフィサー

1998年より、セキュリティガバナンスコンサルタントとして企業の経営層向けのアドバイザリを行いつつ、数多くの政府向けセキュリティガイドラインを策定する。2017年12月より現職(Chief Security Officer)。情報セキュリティのISOを策定するJTC1 SC27およびSC40委員会、FISC安全対策委員、FISC安全対策監査委員など標準策定委員活動を継続。(ISC)2としてグローバルなセキュリティ資格CISSPの国内主席講師として人材育成等も行っている。

花村 実 / Minoru Hanamura

マイクロソフトコーポレーション
サイバーセキュリティソリューショングループ
Chief Security Advisor

将来的動向を踏まえた戦略的イニシアティブをリードし、製品・サービス開発の方向性をお客様とパートナーに提示。インテリジェント クラウド、インテリジェント エッジ活用における適切なリスク管理によるデータ保護の知見を政府機関および重要インフラ企業に助言。

RSAにて不正リスクインテリジェンス分野専門領域のトレンドおよびアンダーグラウンドマーケット動向に関するセキュリティエバンジェリストを務める。Dell、Intel、IBMで様々なテクノロジー関連ポジションを歴任。

電気通信大学 (情報理論、学士)、テンプル大学 MBA。CISSP、CCSP、C|CISO、 公認不正検査士等の各資格を保有。

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