危機管理コンテストとは
第9回危機管理コンテスト結果発表
経済産業大臣賞:チーム20ドル(岡山大学)
ベストテクニカル賞:EpsilonDelta(灘高校・慶應義塾大学・東京大学)
グッドコミュニケーション賞:3D212.edu(筑波大学)
グッドリカバリ賞:kobaOS(関西大学大学院)
アグレッシブ賞:deltanorth205(慶應義塾大学・東京大学大学院)
情報危機管理コンテストは、毎年初夏に開催しております「サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム」の会場で並行して開催する、情報セキュリティに関するコンテストです。リアルタイムなインシデント解決力を試すユニークなコンテストとして定評があり、毎年、全国から数多くのチームに積極的なご参加をいただいています。
本コンテストでは、参加チームは顧客企業のサーバの管理者となります。コンテストの時間中に、リアルタイムにインシデントが発生しますので、サーバの管理者として、迅速かつ的確に、これらに対処をしてもらいます。具体的には、Webページやネットワーク、その他サービスの異変、外部からの苦情電話等が発生しますので、これらに対して適切な電話対応、サーバ設定の変更、インシデントの原因究明や対処を行います。状況が刻々と変化する中での柔軟かつ的確な対応能力が問われます。評価は、インシデントを解決する技術力だけでなく、電話対応を含めた現場対応の適切さも考慮して総合的になされ、勝者が決まります。
本コンテストは、情報セキュリティ人材を育成することを目的として実施しており、参加者である学生にとっては、以下のようなメリットがあります。自分の技術の腕試しにご参加いただいても良いですし、自分の実力を知るために試しに参加してみるのも良いと思います。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
- 情報セキュリティを研究する技術者の日ごろの成果を試すとともに、実践的なインシデントへの対応力を養成する場として利用できる
- 著名なサイバー犯罪の専門家の方々が運営委員や審査委員に加わっており、各分野から総合的にインシデントの対応力を評価してもらえる。
- 情報セキュリティの研修に取り組んでいる学生たちが、企業や大学等で活躍中のセキュリティ専門家と会える。
- 決戦で優勝すると、経済産業大臣賞が贈呈される。